感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
67
15巻で作者が急逝され、29話と30話はネームをそのまま収録するという形で出版されていたが、そのネームを他の漫画家さんが作画する形で完結出版された。29話は、アメリカから義姉一家が里帰りして、アメリカの自閉症児について話をきく。「スペシャルニーズ」ってスペシャルな感じでいいね。幼馴染の絵里ちゃんがDVから逃げる話。30話は、小学校の同窓会で懐かしい顔が勢ぞろい。「笑顔とともに…、この世の光とともに…」▽小学校でも中学校でも人気の漫画。副本を貸出可能にしたら、たくさん手に取ってもらえるようになって大満足。2018/11/20
かさお
34
随分前に読んでいた「光とともに…」自閉症の息子を必死に愛情深く育てる姿に、自分だったら、ここまで出来るだろうか、と深く感情移入して読んでた。実は未完(作者の急逝)だったが、友人の漫画家さんが代わりに仕上げて一応の完結編を創ってくれたのがこの別巻。ありがたい。感情と肉体は別々であり、どちらが損なわれても上手くまわらない。人と人との関係も自分の想いと正義を押し出すだけではまわらない。全てお互い様。多様性。みんな違ってみんな良い、そんな世の中になれば良いなと読了。久々に平日休みで市の図書館来て読めて良かった☺️
YAKO
33
読んでいたことを忘れてました😅💦 自閉症、初めて知ることになった本です。1巻を読んだのは、確か20年以上前でした。著者の戸部けいこさんは、お亡くなりになっているのですが、戸部さんが願っていた「説明しなくても自閉症といえば理解される世の中に」、、、20年前に比べたら少しは近づいたかな、でも、まだまだ😤 さらにさらに近づくことを私も願っています✨2019/12/17
さなごん
21
雑誌掲載時も読んだけど単行本購入。ああ、もっと読みたかったなあ。高等部での話、卒業後の話。2016/08/17
Naomi
19
戸部けいこさんが遺した未完成のネーム29・30話が、朋友・河崎芽衣さんの手によって、ペン入れ加筆され完結された作品!ちゃんと絵がついて1冊にまとめられたこと、ありがたいです。光くんのモデルとなった“あ~る”くんのお母さんの言葉も載っていました。戸部さんの願い「説明しなくても自閉症といえば理解される世の中に」。もっと温かい社会になりますように。最近知った絵本『てるくんはてるくん』も、この願いに共通するなぁって思いました。2016/07/01