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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海(カイ)
16
『光とともに』のコミックがなかなか出ないと思っていたあの頃。 最終巻で、作者の戸部けいこさんが亡くなられたことを知った時は、光くんの続きが読めなくなるのかと、悲しくなった記憶がある。 戸部先生が取材を進めていた題材を元に漫画家仲間が再取材し、漫画化されたのがこの本である。 光くんのように『明るく元気に働く大人になる』障害者は他にもたくさんいるんだよね!2014/02/23
さなごん
15
働けばそれで終わりじゃない。図書館本だけど買い取ろうかな。保護者の方にもぜひ読んで欲しい。2015/08/14
青龍
13
中古書店にて購入。「光とともに」は、2巻が出た頃に存在知り、その後は出る度に読んでいたところ、作者さんの急逝により未完となったのを残念に思っていました。この作家さんは初めて読むので、作風が戸部先生と似ているのは、元からなのか、作品の性質上そうしたのか分からないのですが、「光」の読者にはしっくりくる内容です。こうしたテーマは、周囲の無理解や不十分な行政支援を批判することが多くなってしまう懸念があるのですが、それだけではなく、苦労してること等を抑え気味に描いている、バランスが上手いと思います。2016/05/05
★なおぴんコ★
11
「ムーちゃんと手を繋いで」を読んで光くんも読みたくなり読み返しです。「光とともに・・・」の作者戸部けいこ先生が取材された現場が漫画化されたもので、「障がい者雇用」をテーマに描かれたドキュメンタリー3作品です。光くんが目指していた「大きくなったら明るく元気に働く大人になります」の現場や現実のストーリーの中に、障がい者の本人は勿論、その家族や雇用する会社側の人たちが努力したり挫折を乗り越えていく様が感動的です。共に支え共に生活していく社会になりますように。そして私もその一員。自分にできること、やっていこう!2022/07/10
銀雪
10
『光とともに…』の著者の逝去を受けての作品、ということは知っていたけれど、「続編」なのか「番外編」なのか、どういうものなのか読んでみるまでわからなかった。なるほどこういうものか。絵のタッチが『光とともに…』に似ていて懐かしい。良い意味で、誰が主人公なのか、味方・敵(?)なのかがわからず、そこに「人生」というか、「世の中」を感じた。その点、『光とともに…』にも少し似ているね。3作品が収録されていたけれど、個人的には、それぞれの人々の人生をもっとじっくり追いたかったかも。これも連載していたら良かったのになぁ。2014/07/01