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出版社内容情報
海(カイ)との出会いがきっかけで、65歳で映画監督を目指し、大学に入学したうみ子。さまざまな人と出会い、映画を撮り続け、夢に向かって走り続けた彼女の物語は、ついにエンドロールを迎える!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
27
最終巻です。舟をこぎ出す勇気を伝えてくれる素晴らしい主人公でした。悩み、苦しみ、時に迷い。50過ぎたおばちゃんでも、逆に日々苦しむ十代にも、そして多分作者さん自身にとっても、うみ子さんは静かにその背中を押し続ける存在な気がします。長い映画を見終わったような気持ち。「作る」ということが息をするぐらい必要な人にこそ、読んでほしいマンガです。2026/07/18
ぐうぐう
27
「誰でも船は出せる」でも「おっきいエンジン積んで でっかい船に乗れたとしても 行きたいとこに着けるとは限らへんわけや」と考える人がいる。対して、そもそもエンジンのない船に乗り、凪に不安になり、孤独に苛まれても、足元に打ち寄せる小さな波を信じて、その孤独こそがエンジンになると信じられる人もいる。また、大海原で立ち止まった時、風が帆を押し出し、船が動き出せた奇跡をいつまでも忘れない人もいる。「誰でも船は出せる」だから「船を出すかどうか…だと私は思う」それぞれのエンドロールに向かって。2026/05/23
nonicchi
22
最終巻を読了後、第一巻を読んでみた。海くんがうみ子さんの背中ををグイグイ押していて、うみ子さんは折角入った大学生活を「年寄りの暇つぶし」みたいなスタンスで臨んでいたことに驚いた。そんな二人が辿り着いた最終章、初めに感じていた大きなワクワク感はなかったけれど、映画を撮る、創作物に取り組むのは実は地味な作業の連続。それ中でうみ子さんと海くんの間に育まれた関係は、だぶんこの先、滅多に会うことがなくなっても、お互いの中に大切な存在として生き続けるんだろうなと思います。アニメ化、楽しみです。2026/06/20
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