出版社内容情報
イソップのお話を、語り手のねずみが物語る「イソップねずみのイソップものがたり」シリーズ。今回は、イソップのなかでも特に有名な「うさぎとかめ」です。この話は、才能がありながら怠けてしまううさぎと、地道な努力を重ねるかめの競争を通じて人生訓を伝えるものとしてよく知られています。本書は、この古典に、競争を超えてお互いにそれぞれ持っている能力を認め合う話として新鮮な命を吹き込み、あたたかく心打つ物語になっています。
内容説明
うさぎとかめのかけっこくらべの結末に、「うさぎがかつとおもった!」「ちゃんとはしったらよかったのに」と子ねずみたちはもりあがります。かめは負けてもよかったにちがいないと自信ありげな子ねずみたちは言います。「だって、かめにはかめのとくいなことがあるもの」競争をこえてお互いを認め合う名作寓話の新しい絵本。
著者等紹介
しもかわらゆみ[シモカワラユミ]
東京都生まれ。2001年より講談社フェーマススクールズ(KFS)の通信講座にてイラストレーションを、同講座修了後はKFS直営教室で動物細密画(ワイルドライフアート)を学ぶ。2013年、同スクールが主催した「第7回KFS絵本グランプリ」にてグランプリを受賞。『ほしをさがしに』(講談社)で絵本作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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