出版社内容情報
この星のあちこちで、こどもたちが苦しい状況のなかで助けをもとめている。いったいなにを、どうすれば、平和な日々をつかめるのだろう? たとえ国がちがっても、みんな地球のこどもたち。手をとりあって歩きだそう。大地を、海を、自由にかけめぐり、幸せに生きられる世界をめざして…。世界中のこどもたちが、なにごともないおだやかな毎日をすごせるように、絵本作家の吉田尚令が願いをこめて描いた絵本。
内容説明
この星のあちこちで苦しい状況にいるこどもたち…。どうすれば、平和な日々をつかめるのだろう?こどもたちは、手をとりあって、おだやかな世界をめざして、歩きだす!こどもたちが、なにごともない毎日をすごせるように願いをこめた絵本。
著者等紹介
吉田尚令[ヨシダヒサノリ]
大阪府生まれ。絵本の作画を中心に活動。『希望の牧場』(森絵都作/岩崎書店)で、IBBYオナーリスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
22
SNSご紹介で、気になっていたところ、新着棚で。ストレートな平和希求絵本。この星のあちこちで、苦しい思いをしているこどもたちを助けたい。穏やかで、幸せな日々、安心して眠れる夜を贈りたい。吉田さんの切ない願いが、心に沁みる。2024/12/08
Midori Matsuoka
13
このほしのこども、すべてに平和を。眠れない夜のない、怖い思い、悲しい思いをすることがない世の中に。 奪っているのは大人じゃないか。大人はかつて子どもだったんじゃないか。 望んでいることはそんなに難しいことじゃないのに、なぜ、なぜ。 そんな思いがこの絵本を読んでいて渦巻いた。 「せかいじゅうの ちいさな てで くらやみの ひとつ ひとつに あかりを ともそう」 子どもたちが手を取り合って新しい朝に向かって歩んでいく道は平和への道。大人がその道を阻んだり壊したりしないで道を照らす存在でありたい。2025/03/15
遠い日
11
戦時下の望まない形での生活を強いられる子どもたち。空腹や恐怖に怯え、戦火に惑う。世界中の子どもたちがみな平和のもとで、安心して暮らせますように‼︎という切なる願いが響いてきます。みんなが手を携えて楽しい暮らしを手に入れることができる日を、作り上げましょう。吉田尚令さんの心からの祈りがここにあります。2025/01/25
喪中の雨巫女。
11
《本屋》この絵本の子ども達が、みんな幸せになりますように。2024/11/29
なま
9
★3.8①1〜2pの崩壊した街はヒジャブをする人がいるからイスラム圏かな?②様々な人種、自然、動物が描かれている③世界中の子④ミサイルが街に着弾し崩壊した町から物語は始まる。どの国の空も繋がっており、小さな手で平和の灯りをともそうという願いと呼びかけの詰まった絵本。雪男?みたいなのと、赤い花が頭の様な植物人間が主張するものはなんだろう?五味太郎さんの『ぼくのふね』を読了直後で行きたくても行けない場所が現在はあると痛感させられる。「おはよう」と子ども達が迎えた朝のようなに平和な一日を待ち望んでる。4分2025/07/29