内容説明
さかさ絵、反転図形、目の錯覚など、いろいろなだまし絵を、古典から最新までずらりと紹介。写真やイラスト、図版をどーんと70点収録。かくし絵やクイズなど、遊べるだまし絵つき。
目次
2つのものに見える絵
ゆかいなふたり
いきもの隠し絵
どっちがどっち?
カモフラージュ隠し絵
いきものがつくるだまし絵
さかさまにすると…??
壁からとびたす絵
立体だまし絵
しまうま、しましま?〔ほか〕
著者等紹介
北岡明佳[キタオカアキヨシ]
立命館大学文学部人文学科心理学専攻教授・教育学博士。1961年高知県生まれ。筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。専門は知覚心理学。主な研究テーマは錯視・錯覚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
58
子供の学校の朝読書用に購入。有名なだまし絵から初めて知ったというものまで見応えたっぷりで、大人も楽しめます。本を遠ざけたり逆さにしたりして、見えると思わず嬉しくなったり。とっても面白いけど、ずっと見続けていると三半規管が刺激されるのか乗り物酔いみたいな状態になってくるので、注意が必要です。2018/05/31
zero1
42
人の目は実に高性能。かなり暗い場所でも見えるしピント合わせも速い。しかし、時に騙される。多義図形やシュレーダーの階段。ネッカーの立方体など心理学の講義を思い出す。マッハの本にシェパードの矢印。鱗紋と矢絣。虫の擬態に立体騙し絵。各種の錯視。📚️認知は学習にも大きな影響がある。詳しくは「ケーキの切れない非行少年たち」参照。📚️騙し絵と言えばエッシャーだが、それは同シリーズの「ふしぎ絵」で紹介されている。近く紹介したい。2024/08/13
こゆ
18
小4がハマり中のトリックアート。科学館に展示されていた有名な作品も。錯視だとわかっていても、そうとしか見えないものの数々に、人間が見たものなんて案外信用ならないなと感じた。息子は注視するところによって変わる立方体が気に入って何度も眺めていた。2023/10/10
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
見たことのあるものも無いものも70点の作品が載っています。だまされないぞ!と思っても簡単にだまされちゃいました(;^_^A2023/04/08
mahoo
11
6歳)おなじみのトリックとその応用編といった内容ですが、娘にとってははじめての出会いですので、純粋に驚き楽しんでいました。脳のよい刺激になるのではないでしょうか。2015/07/06