著者等紹介
小池昌代[コイケマサヨ]
東京都生まれ。詩人。詩集に『もっとも官能的な部屋』(高見順賞・書肆山田)、短編集に『タタド』(題名作品で川端康成文学賞・新潮社)などがある
片山健[カタヤマケン]
東京都生まれ。画家・絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん🌷柳緑花紅
69
雨宿り中の図書館で私の瞳からも雨が降った。全部で16人の詩がそれぞれに胸に沁みます。谷川俊太郎さんの「おとうさん」川崎洋さんの「ボタン」小柳玲子さんの「劣等生」手塚直人さんの「友だち」三うらめぐみさんの「手があげられない」石垣りんさんの「かなしみ」が特に、そして岩田宏さんの「住所とギョウザ」傷つけられた哀しみ、傷つけた哀しみに。。。2015/09/04
ヒラP@ehon.gohon
22
様々な人が作った17編の詩が収められた詩集絵本です。どれも人の心を投影した、受けとめやすい詩だと思いました。どんな思いで書いたんだろうと考えていると、何となく感想も出てきます。どれも心に飛び込んでくる感じがするのは、個別に雰囲気作りされた片山健さんの絵の効果かも知れません。2021/04/29
rana
5
17編の詩を小池さんが編集。子どもから著名な詩人まで。詩ごとに作風の違う挿絵を描かれているのは、片山健さん。「住所とギョウザ」岩田宏さん作、これは重い。編者の小池さんからの手紙を読むとそれぞれの詩のことがよく分かる。2015/09/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
4
読書会【テーマ 伝えていきたい子どもの本】 おすすめリスト (朝読書高学年) シリーズ2014/04/15
ちー
3
さまざまな詩人のうたが入っている絵本。詩ってなんだろう、そういう導入にもなる。うち知ってんねん。は意地悪する子が本当は優しかったり、自分だけに意地悪するのは気に入ってるからだってことがわかってる少しませてる女の子の詩。落第生のずるりと落ちていくような落ち着かない雰囲気になる痛みを伴う詩や差別をしてしまった自分が嫌だという詩だったり、本当にさまざまな表情の詩が集まっていて、本当に読んでいて飽きない。詩の選択もすごくいいし、絵もあっていて、読んでもらいたい絵本だった。2017/11/30
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