出版社内容情報
耳が聞こえないというハンディを乗りこえ、たくましく生きている大塚貴之さん。現在は、デフラグビー(聴覚障害者のラグビー)代表として世界大会でも活躍する一方、子どもたちにラグビーの普及や、聴覚障害についての講演など、幅広く活動している。どんなことに困ったの? どうやってそのコミュニケーション能力を身につけたの? まわりの大人や仲間はどのように感じたの? まずは、知ることからはじめよう。
内容説明
生まれつきほとんど耳の聞こえない大塚貴之さんには、ラグビーをすることで伝えたい思いがある。聞こえなくても、元気にスポーツができるし、勉強もできる。友だちもたくさん作れる。そして、ちがいを認めあい、だれもが平等にチャンスをあたえられる世の中がくることを願っている。
目次
第1章 聴覚障がい
第2章 キャプテン
第3章 心にひびいた声援
第4章 デフラグビー
第5章 「障がい」は「個性」
著者等紹介
村上晃一[ムラカミコウイチ]
ラグビージャーナリスト。京都市出身。現役時代のポジションは、センター、フルバック。86年度西日本学生代表として東西対抗に出場。元「ラグビーマガジン」(ベースボール・マガジン社)編集長。現在は、フリーランスの編集者、記者として活動。「ラグビーマガジン」J SPORTSのWEBサイトなどにラグビーについて寄稿するほか、J SPORTSのラグビー解説、BS朝日「ラグビーウィークリー」コメンテーターなど、さまざまな場でラグビーの魅力を伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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