内容説明
安心して眠れる住まいがあること。じゅうぶんな食べ物があること。健康でいられること。教育を受けられること。何より、命の安全が得られること。そんなあたりまえのはずのことがかなわない人が、世界にはたくさんいます。なぜ世界には、不公平や不正義があるのだろう。なぜ平和は失われてしまうのだろう。現状を知り、そして考えよう。平和な社会をつくるために、みんなで、何ができるだろう。
目次
1章 世界の平和・世界の中の日本(学校に行きたくても行けない子どもがいるの?;世界には飢えに苦しむ人がたくさんいるの?;自然災害にあっている人がたくさんいるの?;戦争の国ってなに?;なぜ難民になってしまうの?;国際協力で果たす世界の中の日本の役割)
2章 私たちの国の平和(格差社会ってなんだろう?;災害にどう備え、どう乗りこえたらいいの?;原発は平和をおびやかすの?;領土問題ってなんだろう?;基地問題ってなんだろう?)
3章 つくりだす平和・守り続ける平和(学校の中の平和を考えよう;家庭の中の平和を考えよう;平和を考え続けよう)
著者等紹介
竹中千春[タケナカチハル]
東京生まれ。東京大学法学部卒業。専門はインドの現代政治や国際政治。立教大学法学部教授
下郷さとみ[シモゴウサトミ]
ライター兼農業。石川県生まれ。金沢大学経済学部卒業。20年前からブラジルのスラムに通って住民運動を取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ハメ・ドゥースト
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★☆☆未来をつくる子どもたちが平和について考えるきっかけとなる一冊。「空間」を通して人間の社会を見つめるというコンセプトに基づき、平和について多面的に見つめることができる。教室も外国も、「空間」が異なっていても、平和を願う気持ち、平和に暮らす方法は同じという考え方に共感。p.77ブラジルの教育学者パウロ・フレイレは、「銀行型教育」=「大人が子どもに知識を一方的に与え、子どもの中に知識が貯まったかどうかで教育の成果を見る教育」ではなく、自分の中の可能性に気づいて人生を切り拓いていく力を養う教育を提唱。2013/12/06
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