感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
隆二
1
小学生向けのSFシリーズに、「人間がいっぱい」で有名なハリー・ハリスン作と聞いてどんな物になるかと思ったが、中々考えられたパニック物だった。少々乗客が大人しすぎる気がするが、このぐらいの長さの物語ならしょうがないのかも。2022/10/23
佐野水音
1
最近ツイートで回ってきたのに興味を引かれて。学校の図書室にも多分このシリーズあったと思うけど当時は読まなかったな。まあ次から次へと起こる問題を、それなりに整合性のある方法で解決しつつ大団円に持っていくという。こうリーダーとしての責任の取り方や他の船員との協調など古きよきアメリカっぽさが見えました。訳者の解説を読むと宇宙開発イケイケドンドンの時代だったんだなぁというのがよくわかる。次のブレイクスルーはいつ頃起こるのか。やっぱり軍事が絡まないとなかなか進まないのかな2019/03/04
ゆん
0
処分前の再読。1972.12.5第2刷宇宙船が出航早々隕石にぶつかられあちこち故障。船長が亡くなり船医のドンが臨時船長に!太陽あらし、通信不通、乗員の反乱、酸素不足、隕石がもたらした新種ウィルスの蔓延と矢継ぎ早に起こる事件。これ今映画にしても面白そう!乗組員の話だからか女性がほぼ出てく無い!あ~中学生当時、SF文学全集の中でもこの話が一番好きだったなぁと…この頃から萌えのツボは変らない(笑)ラスト大団円でちょっとあっけないものの、かなり面白かった!2017/01/28