内容説明
湿地の小さなトンボ、ハッチョウトンボ。どのような湿地にすみ、なぜ減ったのか、湿地とハッチョウトンボの一年を観察して調べよう。
目次
ハッチョウトンボってどんなトンボ?
すんでいる湿地はどんな場所?
湿地とハッチョウトンボの一年を観察しよう
冬から早春の湿地―春を待つハッチョウトンボのヤゴ
春の湿地―ハッチョウトンボの季節のはじまり
初夏の湿地―ハッチョウトンボの季節
梅雨から夏へ
真夏の湿地―ハッチョウトンボには危険がいっぱい
秋の湿地―ハッチョウトンボの季節もおわり
湿地とハッチョウトンボの一年をみつめて〔ほか〕
著者等紹介
水上みさき[ミズカミミサキ]
千葉県市川市生まれ。龍谷大学卒業。1993年から昆虫の撮影を開始し、1996年より海野和男氏に師事。2001年9月に銀座富士フォトサロンで個展「足元のワンダーランド虫たちの自由区」、2004年10月に千葉県市川市八幡市民談話室で個展「―湿地の妖精―ハッチョウトンボ」を開催。日本自然科学写真協会会員、日本写真協会会員
海野和男[ウンノカズオ]
1947年、東京都生まれ。東京農工大学卒業。少年時代から昆虫の魅力にとりつかれ、大学在学中に日高敏隆研究室で、昆虫や生物全体について学ぶ。その後、フリーの写真家・昆虫研究家として、アジア・アメリカの熱帯雨林など世界じゅうをかけめぐり、撮影や研究、執筆に活躍。ビデオやデジタルカメラでの撮影にも意欲を燃やし、最近では長野県小諸市を中心に、身近な自然を記録している。『昆虫の擬態』(平凡社、1994年日本写真協会年度賞受賞)など、著書多数。日本自然科学写真協会副会長、日本昆虫協会理事、日本写真家協会会員
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