SDGsノンフィクション 食品ロス<br> 捨てないパン屋の挑戦―しあわせのレシピ

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SDGsノンフィクション 食品ロス
捨てないパン屋の挑戦―しあわせのレシピ

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784251073112
  • NDC分類 K588
  • Cコード C8095

出版社内容情報

捨てないパン屋として評価される田村陽至氏の人と思想を、食品ロスの専門家として数多くの受賞を誇り、食品ロス削減推進法成立の原動力となった井出留美氏が活写する。田村氏のモンゴル滞在の経験や、ヨーロッパへのパン修行の旅など、美しい自然風景と感動的なエピソードを交えながら、捨てないパン屋になるまでの葛藤を通じて、自然への深い愛情と、食品ロスなき未来への希望を描いたノンフィクション。

内容説明

ゆっくり歩むものは遠くまで行ける。捨てないパン屋のきせきを描く、心あたたまるノンフィクション。

目次

プロローグ いのちのバトン
1章 パンぎらいのパン屋の子
2章 食べものがいちばんの環境問題?
3章 パンぎらいのパン屋修業
4章 さすらいの旅
5章 パンぎらい、パン屋になる
6章 食べるとは「いのち」をいただくこと
7章 パンぎらいのフランス修業
8章 捨てないパン屋
9章 旅するパン屋
10章 しあわせのレシピ
エピローグ いのちをはぐくむパン

著者等紹介

井出留美[イデルミ]
株式会社office3.11代表取締役。奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力した。Champions12.3メンバー。食品ロスを全国的に注目されるレベルまで引き上げたとして、第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門、Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018、令和2年度食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

219
「売れる分だけ作る」これだけの様な気も。時間を掛け過ぎずに充分量焼ける方法を学んだ事が大きかったのでは。それが国産小麦を使用しても、大手と同程度の価格で販売出来るパンを製造販売するビジネスモデルの構築に繋がった。それを惜し気もなく公開するのGood Jobです。パン屋さん、農家さんの助けになると良いですね。ただ親の立場からは、息子が自立して生活の基盤を築くのに踏み台になるのは厭いませんが、他人目線からすると、祖父の代から守ってきた商品(含む、職人、顧客)を切り捨てる様に見えるのが、何とも複雑な心境です。2022/08/25

けんとまん1007

119
捨てないパン屋。食品ロスを出さないパン屋。そこに至るものがたり。何を捨て、何を残すのか。何を作るのか。そして、どうやって作るのか。焼きたてを好むのではなく、時間が経つと美味しくなるパン。ある程度は、成り行きに委ねることの深さを感じる。素材の力を信じること。2022/02/21

chimako

93
2015年に国連持続可能な開発サミットが開催され採択されたSDGs。17のゴールのアイコンを見る機会も多い。この本はその中のゴール12=つくる責任つかう責任を中心に書かれている児童書。ブーランジェリー・ドリアンのオーナー田村さんの考えや今に至った経緯なども丁寧だが、修行した店の批判とも取れる書き方には違和感がある。「こんなパン屋はいやだ」と飛び出してしまうのは大人としてどうかと思うし、お父さんのつくるパンも残しながら続けることは出来なかったのか、などもう少し柔軟に構えた考え方も大切なのではと思ってしまう。2021/10/20

とよぽん

65
著者は、食品ロス問題の第一人者井出留美さん。題名から大体の内容は予想がついた。パン製造に関わった全ての命を捨てない、という環境保全の姿勢を貫き、フランスに修行に出かけて有機栽培小麦と天然酵母を使ってまき窯で焼くパンにたどり着いた田村陽至さん。身体によくないショートニングを使うのがイヤで、修業時代のパン屋さんを飛び出したこと、モンゴルでの生活で「捨てない」食生活を学んだこと、そしてフランスのパン屋さんとの出会いが転機だったと思う。田村さんの焼いたパンを食べてみたい。2021/10/29

ぶんこ

53
食品ロスにたどりつくまでが大変で、周囲の人を巻き込んだ末であるのだなと。特にお父さんが退職届を出したこと。従業員さんたちのことを思ってのことでしょう。それを忘れずに、夢に向かって結果を得たことだということ。「買い物は投票」というのは言い得て妙。自分たちの未来に残したい物を考えて買う物を選ぶ。簡単そうで難しい。固いパンは好き嫌いがあるので、買い続けてくださるお客様は貴重。モンゴルでの羊の食べ方は、星野道夫さんのエスキモーの食材となる生き物への感謝と敬意を読んだばかりなので、田村さんが感銘を受けたのに共感。2023/05/08

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