内容説明
サツマイモは、焼きいもやふかしいもをよく食べる日本人にとっては、どこででも手に入る、ありふれたいものように思うかもしれません。でも、日本にやってきて、たくさんの人々が食べるようになってから、まだ300年もたっていません。中央アメリカや南アメリカがふるさとですが、育てやすく栄養がたっぷりふくまれているため、今では世界中で利用されています。食料や家畜・ペットの飼料、ジュースや燃料になったり、化粧品や薬品の原料にと、はば広く利用されています。また、将来、宇宙ステーションで栽培される作物の候補にもあげられています。サツマイモの歴史や人とのかかわり、成長のしかたや栽培方法、日本で食べられている品種など、サツマイモのいろんなことを、知ってください。
目次
第1章 サツマイモって、どんないも?(じょうぶな体をつくるサツマイモ;お腹にいいサツマイモ ほか)
第2章 サツマイモができるまで(なえから育てる;たねいもから芽が出る ほか)
第3章 すがたを変えるサツマイモ(焼いて変身!;むしたり、干したりして変身! ほか)
第4章 育ててみよう!サツマイモ(畑で育てる;ふくろで育てる ほか)
著者等紹介
大木邦彦[オオキクニヒコ]
フリーランス編集者・ライター。1956年東京都生まれ。出版社、出版プロダクション勤務を経て、企画室トリトンを設立。主に児童書・自然科学書・図鑑の企画・編集・執筆を行う
大竹道茂[オオタケミチシゲ]
江戸東京・伝統野菜研究会代表として尽力するかたわら、農水大臣任命ボランタリープランナー、総務省地域力創造アドバイザー、NPO「江戸東京野菜コンシェルジュ育成協会」代表理事等を務める。1944年東京都生まれ。JA東京中央会で江戸東京野菜の復活に取り組み、江戸東京農業の説明板(50か所)の都内設置を企画
亀田龍吉[カメダリュウキチ]
自然写真家。1953年千葉県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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