出版社内容情報
自称天才の盗人ジェンの活躍を描く長編冒険ファンタジー第２作。エディス女王に仕えるジェンが隣国アトリアに捕らえられた。アトリアの女王は長年の盗人に対する恨みや、エディス女王への妬みから、ジェンに恐るべき復讐を考える。ジェンを待ち受ける運命は…!?
内容説明
「神よ、やめてくれ！」アトリアの女王にとらえられた盗人ジェンはあまりにも残酷な刑を受けなければならなかった―。アトリア、エディス、ソウニスの三国間の緊張が高まるなか背後からせまりくる強大な帝国メデアの影…！？戦いの渦は、それぞれの思惑を巻きこみ、さらに大きくなっていく―。
著者等紹介
ターナー，メーガン・ウェイレン［ターナー，メーガンウェイレン］［Ｔｕｒｎｅｒ，Ｍｅｇａｎ Ｗｈａｌｅｎ］
１９８７年シカゴ大学英文学科卒業。１９９５年に７つの作品を収めた短編集「Ｉｎｓｔｅａｄ ｏｆ Ｔｈｒｅｅ Ｗｉｓｈｅｓ」で作家としてデビューし、２作目の「盗神伝１―ハミアテスの約束」で１９９７年のニューベリー賞オナーブックなど数々の賞を受賞した
金原瑞人［カネハラミズヒト］
岡山県出身。翻訳家、法政大学社会学部教授
宮坂宏美［ミヤサカヒロミ］
宮城県出身。翻訳家
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
紅都
3
｢めそめそするな｣…って、エディスの神様もなかなか辛辣だなぁ。こんな状況でも、めそめそするだけじゃなくて、果敢に戦うジェンがとても痛ましいけど、かっこいい。2010/08/24
呉藍
2
児童書にはなかなか珍しいほどに、強烈な痛い場面。それでもへこたれないジェンにはちょっと感動。前向きで、何かを企んでいる。いい主人公だなぁ、と思います。2010/07/10
入江大和
1
読書記録から記載。2006/09/10
ジジ
1
ジェンが毎度痛め付けられていて可哀想すぎる。衝撃の冒頭から、不穏な展開、新たな作戦。テンポがつかみづらくていつの間にか話が展開してる感がある。2020/07/08
小夜
1
義手イメージがすごく強かったのだけど、この巻の最初にか。痛い。ふと見えるジェンの内心がかわいいなぁ。アトリアの女王を盗む、一体どうするのか、再読なのにすっかり忘れて続きが気になります。2012/10/26
