内容説明
授業がおわると、校庭の裏手の金あみにガスをおしつけて、クラスじゅうの男の子が、ガスをからかいました。ガスの顔から表情がきえたのは、あのときからでしょうか？―少年ガスは、お面のような無表情で自分を守るうち心の檻にとらわれてしまった。ガスがそれを乗りこえ、大きく成長するまでを描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nekopon
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なにがきっかけで「きのうのぼくにさようなら」できたのか、はっきりとは書かれていない。それがこの本の味わいなんだろうけど、今の子には難しいかもと思った。30年前に出版された当初は良質の児童書として受け入れられていたと思うと、時代の違いを感じる。ハリエット大おばさんの存在が救いだったけれど、ほんとにおばさんだったのかな？（違ったらおもしろい）2020/12/07
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- 和書
- 社会病理学と少年非行
