出版社内容情報
「のっぺらぼう」「ひとつ目こぞう」「ばいろんばけもの」「ばけものたいじ」「ばけねこおどり」などの9編を収める。
小学校低学年以上向き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
72
まんが日本昔ばなしのような、ちょっぴり怖いおばけのはなし。子供の頃は怖くて怖くて、読むとトイレにひとりで行けないくせにまた読んでしまって母に怒られた。大人になって読むと愛嬌すら感じてしまうのは、民間伝承の温かさを感じるからなのかな。のっぺらぼう、ひとつ目こぞう、かっぱ、化け猫、幽霊も妖怪も仲良く収められた寺村さんのおばけシリーズと、日本昔ばなしが今にも続く私のおばけ好きの原点。特にのっぺらぼうは大好きで繰り返し読んでいたけど、矢張り今も心を捉えて離さない不思議な魅力を感じた。2020/03/06
たまきら
17
ああ、これちいさいころよんだなあ!と思いつつ読み聞かせ。久しぶりに公演に30分ほど連れて行ったらぐったりしていたオタマさん。ふと気づいたら寝てました。2017/03/23
カエデ
13
意外と怖い。息子はビクビクしながら読んでました(笑)2015/08/17
なにょう
12
【購読】1977年6月初版、2020年11月第154刷★不思議な不思議なおばけの話。昔話は色々読んだけど、この本のネタはどこから来たんだろう。今読んでも新鮮だ。★一番好きなのは「カッパのいずみ」。カッパが悪さをして退治した。からのお寺の和尚さまからの説教。カッパはお詫びに証文を認めた。お詫びの品?は枯れない泉。弘法大師かっ?2021/10/01
LUNE MER
11
子どもの頃に数え切れないくらい繰り返し読んだ本。図書館で借りてきて息子に与えたところヒットした様子。2020/07/06