内容説明
三十五年間、パキスタンやアフガニスタンで現地の人びとのために活動した中村哲。医療活動、用水路づくり、農地の開拓…厳しい環境で働きつづけたのは何よりも、命を大切にしていたからです。
目次
1 虫好きの少年時代
2 医学への道
3 ペシャワールへ
4 山岳の診療所
5 井戸を掘る
6 戦争と食糧支援
7 緑の大地計画
8 命の尊さ
9 日本での講演活動
10 一隅を照らす
著者等紹介
濱野京子[ハマノキョウコ]
熊本県に生まれ、東京に育つ。『フュージョン』(講談社)でJBBY賞を、『トーキョー・クロスロード』(ポプラ社)で坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aya Murakami
82
図書館新刊本。 アフガニスタンの井戸の人…、というイメージだったのですがそれ以上にお医者さんだったのですね。医療の前に安全な水を…、SDGsにもそういうのがありましたね。もちろん医療も大事ですが…。先進国の金で何ともならないのが社会問題ですし気候変動も全世界の問題なのですね…。あらためて再確認。2023/08/06
sara
0
ここ最近の方が伝記シリーズに入るのは稀かと。何冊か読んだけど地理的なものがイマイチ良く分からなくて(苦手意識も相まって)少しは理解できたなぁと。 とにもかくにも凄い人、ほんと。尊敬する。ペシャワール会看護師さんも、凄い方。2025/02/11
yu
0
中村哲さんの偉大さ素晴らしさ、功績がよく分かる1冊だった。彼の幼少期だったり、アフガニスタンでのエピソードなどおすすめしたい所が沢山あった。人間として、同じ日本人として、尊敬するべき場所があった。この伝記シリーズ他にも読んでみたい。アフガニスタンのような発展途上国が救われるように祈ります。そして、気候変動を止めるために私達もも行動していきたい。2024/08/22
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