出版社内容情報
心菜は引越し先の家で、白い犬と女の子・一葉に出会います。「ここはハルとたくちゃんのうち」と言われ、最初は「私たちの家を建てるんだ」と反発した心菜は、家と庭を造った元大工の「たくちゃん」が急にいなくなり、犬のハルは庭で待ち続けていること、一葉は小さい頃から「たくちゃん」と親友だったことを知ります。仲良くなった心菜と一葉は、ある時たくちゃんの行方を知り…?友情と、家と庭の再生をめぐるあたたかな物語。
内容説明
心菜は、ひっこし先の家にいた女の子・一葉から、家と庭をつくった「もと大工のたくちゃん」の話を聞きます。急にいなくなり、白い犬のハルはずっと帰りをまっているのです。庭の花や木のことも知って、たくちゃんの想いにふれた心菜は、ある決心をして…?犬のハルがつなぐ友情と、庭をめぐる心あたたまる物語です。
著者等紹介
堀直子[ホリナオコ]
群馬県に生まれる。昭和女子大学卒業。『おれたちのはばたきを聞け』(童心社)で日本児童文学者協会新人賞受賞。『つむじ風のマリア』(小学館)で、産経児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 親であること子であること