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出版社内容情報
年若いひっつめ髪の店主が営む、街の小さな古本屋「十月堂」。
棚作りに工夫を凝らしたり、厄介な来訪者に悪戦苦闘したりしながら、今日ものんびり営業中です。
人の手を渡り、時を超え、今なお次なる読み手を待っている本のために。
「マンガ大賞 2026」大賞、『このマンガがすごい! 2026』オトコ編 第1位、『ダ・ヴィンチ』 BOOK OF THE YEAR 2025 マンガ部門 第1位、など多数ランクイン。
読めばきっと、誰かと本の話がしたくなる。本と人生をめぐる短編連作ドラマ。待望の第3巻発売です!
【目次】
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tamami
209
今回も購入即一気読み。ご近所さんやお店の常連さんが準レギュラー的に登場してきて、この漫画の舞台が固まりつつあるのを意識しながら、それを楽しませてもらう。本編でもいくつもの本の紹介があるが、巻末に参考文献一覧が付いて、読書の間口が広がる手掛かりになる。美大を受験する若者の話に、三十年近く前の息子の姿を思い浮かべ懐かしさを覚える。一話一話が落語の人情噺を思わせて、今回は特に16話のプライベートな本棚の話が面白かった。本棚を公開することで、性向や政治的スタンスまで読まれることもあるので、気をつけなくてはと思う。2026/04/16
もんらっしぇ
121
先日、神田神保町で、史上初開催だという「春の神保町ブックフェスティバル」(定番の古本祭りは秋開催)に出向き新装なった三省堂を見学していると…びっくり!大型パネルが展示されていました♪版元も書店さんもチカラ入ってます♪本なら…売り時を逃すな!売れるだけ売れ!ってなもんでしょうw https://www.harta.jp/articles/100289.html さて、第3巻を読んで思いついたことを列挙すると…→ 2026/04/21
FUKUSUKE
117
発売日がわかっていながら買いに行けず、4/17になってようやく購入。やっぱいいですね。人々が様々な形で交差して生きている姿が描かれている。ちゃんとドラマを感じる。第1巻の感想にも書いたけど、古書店って所謂ビニ本が大量に並んでいるイメージが昔あって、やっぱりよく売れるんだと再認識。それとは別に、クラスメイトが本屋をしていて、日曜の定休日によくエロ本を見に行った思い出がよぎる。少年たちもいずれは古書を買いにやってくるのだろうか。寝香水の話もいいですね。ボクにも思い出の香りはあるので、たまにはやってみようかな。2026/04/18
シナモン
104
シリーズ3作目。大事に少しずつ読もうと思ったのに一気読み。今作もとても良かった。こんな古本屋さんあったら通いづめたい。十月堂の店主さんの表情がとても好き。「安心してみんながひとりぼっちでいられる」いい言葉だな。 2026/04/27
kaoru
92
手塚治虫文化賞・マンガ大賞受賞作。本好きにとっては至高のマンガと感じた。サン=テグジュペリの『夜間飛行』をイメージした香水を巡ってホテルマンとマダムの心が通じ合う14話は美しく、須賀敦子の『塩一トンの読書』を取り上げた15話は須賀さんの義母の言葉がそのまま若い店主や周囲の人々の人生と重なるのが絶妙。古本屋十月堂を通じて豊かな人間関係を築く店主は、現代の都会人の理想を生きているとも言えそう。1巻で古本をオブジェにした美大生を店主が諭す17話も良く、美大の描写に実にリアリティがある。末長く続いて欲しい作品。2026/05/03
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