出版社内容情報
くじ引きで給食委員長になった小5の元木ゆうな。自分には向かないと思いつつ仕事をこなしているうちに、栄養士のバンビ先生の悩みを知る。問題は給食の食べ残し。そのことで、給食室のおばさんとも衝突している。ゆうなは、緊急で給食委員会を招集。食べ残しをなくすため、自分たちが大好きなメニューを提案するが……。学校給食の厳しいルールと現実にぶつかりながら、次第に自分たちで考えていく給食委員会の爽やかな挑戦!
中松まるは[ナカマツマルハ]
著・文・その他
石山さやか[イシヤマサヤカ]
イラスト
内容説明
くじびきで給食委員長になった小5の元木ゆうなは、給食の食べのこしが、栄養士の先生をなやませていると気づく。給食委員会は、自分たちのすきなメニューを出せば、食べのこしは少なくなるはずと考えるけれど…。学校給食の真実に立ちむかう給食委員会の物語!
著者等紹介
中松まるは[ナカマツマルハ]
1963年、大阪府生まれ。主な作品に、『ロボット魔法部はじめます』『ひらめきちゃん』(ともにあかね書房)、『お手本ロボット51号』(第14回福島正実記念SF童話大賞受賞作/岩崎書店)などがある
石山さやか[イシヤマサヤカ]
1981年、埼玉県生まれ。創形美術学校ビジュアルデザイン科イラストレーション専攻卒。イラストレーション青山塾ドローイング科第14期修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
64
児童書。くじびきで給食委員長になった5年生の元木ゆうなは、給食の残菜(食べ残し)が多くて困っている栄養士の先生に同情し、どうしたら残菜が無くせるか考える。①子供の好きなものをメニューにすればいいじゃないか②給食の調理員さんの腕が悪いんじゃないか、との意見が出たので、給食委員たちはオリジナルメニュー作りを始める。▽単純な子供目線からのストーリーなので身近に感じられる。しかし、後半のアイディアがうまくいったか、うまくいくようにどうすればいいかの話がなくて、かなりの尻切れトンボ印象。▽現在進行形なかんじ2020/06/10
ゆねな
30
給食を、作ってくれている方は、とっても大変💦 野菜を、3回も洗うの❗ 牛乳が、給食に出るのは、法律!?2020/07/28
うー(今年も遅くなります)
19
何となく選んだ給食委員会で委員長を引き当ててしまったゆうな。残菜が多くて落ち込む栄養士の先生の為に給食委員会でなにか出来ることはない?~子どもの体や成長をつくる大切な役割がありそのため厳しい基準がある学校給食。栄養士による献立作りや調理員さんたちの給食作りの大変さなどとてもよくわかった。2021/01/30
杏子
18
給食委員長に選ばれた5年生の女の子が食べ残しを何とか減らせないか?いろいろがんばるお話。子どもたちはこういう話は好きじゃないかな。栄養士の先生から、給食について教えてもらってる場面。私も参考になりました。学校に買いたいな。2019/04/11
頼ちゃん
10
だいぶ前に読んだ。栄養教諭の先生もみんなに読んでもらいたいと言ってました。2019/12/24