内容説明
鈴は、なんのとりえもない小学生。ところが、のら犬だったリンのために料理を作ると、みんなから大好評!料理コンテストに出場することになった鈴は、リンといっしょにひみつの料理を考えて…。
著者等紹介
堀直子[ホリナオコ]
群馬県に生まれる。昭和女子大学卒業。『おれたちのはばたきを聞け』(童心社)で日本児童文学者協会新人賞受賞。『つむじ風のマリア』(小学館)で産経児童出版文化賞受賞。長崎県在住
木村いこ[キムライコ]
1981年、奈良県に生まれる。デザイン事務所に勤務するかたわら、イラストの仕事をはじめ、デザイン雑誌「MdN」などに取り上げられる。ミニブックや立体作品などを制作・販売しながら、「たべものがたり」シリーズなどの漫画作品も手がけ、様々な分野で独自の世界を作り続けている。奈良県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
26
【小学校】小学4年生でこんなにお料理が出来るなんて凄過ぎる。あり得ないでしょ?って思いながらも楽しく読めました。私も早く子どもたちにごはんを作ってもらえるようになりたいな~(笑)。2015/02/23
茶々吉(パーソナリティ千波留)
3
2023年「夏休み感想文教室」で、生徒さんが選んだ本。指導のために読了。 3姉妹の真ん中の鈴(小学生)が、飼い犬のリンと料理コンテストに出場する話。姉や妹と違って自分には取り柄がないと思い込んでいる鈴の成長物語。「みんな違ってみんないい」ということと、マクロビへのこだわりがポインで、その辺りの感想を詳しく書くように助言した。2023/07/21
7petit
3
鈴ちゃんの考えたお米の料理、シブすぎる!マクロ的なところがあってナカナカ興味深かった。小学生においしそうって伝わるかどうかは疑問だけど。2011/04/02
ぱぴこ
2
ライスケーキももちろんなんだけど、お父さんが作ったお米のデザートも、味の想像がつかなくて食べてみたいなぁ2011/10/22
なっち
2
挿絵が可愛い。四年生の鈴ちゃんは共働きの両親の代わりにご飯の支度をするのですが、娘が小学生の頃にこの本を読ませたかったなーと思います。料理にすごく興味を持つはず。2009/12/11