内容説明
主人公の祥太は小学五年生。大好きな夏休みを、のびのびと楽しんでいたら、とつぜん、家でバアちゃんをあずかることに!バアちゃんのそばには、いつもだれかがついていなきゃならない。その大役を祥太が引きうけるのだけれど…。のんびり屋の祥太が、みんなのために全力でがんばる、暑くて長い三日間の物語。
著者等紹介
三輪裕子[ミワヒロコ]
1951年東京生まれ。東京学芸大学卒業。日本児童文学者協会会員。大学卒業後2年間、練馬区立大泉学園小学校で教師をした後、児童文学作家をめざす。1982年に『子どもたち山へ行く』が第23回講談社児童文学新人賞を受賞。同作品を改稿し、1986年に『ぼくらの夏は山小屋で』と改題して出版され、デビュー作となった。東京都在住
山本祐司[ヤマモトユウジ]
1966年京都生まれ。大阪デザイナー専門学校、セツ・モードセミナー卒業。第15回ザ・チョイス年度賞入賞。雑誌や書籍、紙芝居のほか、広告の分野でも活躍。神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はゆ
2
のんびり屋の主人公、祥太が娘と重なり、お母さんの職場が図書館ということにかなり、親近感が湧いた。おじいちゃん、おばあちゃんもきっといい夫婦だったんだろうなと思われる。2017/06/18
ろばこ
2
夏休みに3日間だけ認知症のおばあちゃんと過ごすことになった小5の主人公。こういう話には弱い。2015/10/18
カシオ
1
バアちゃんはみんなからボケていると思われてジイちゃんのことも相手にされていなかったけど、ボクはバアちゃんがまだジイちゃんがどこかにいるのを知っているのかなと思った。祥太もそれを信じてあげる事を優しいなと思った。2013/08/09
遠い日
0
080717【読書ノート/ひとことメモ】認知症のバアちゃんと、三日間を過ごすうちの気付き。2008/07/17
ねええちゃんvol.2
0
★★★★ 3~5年生におすすめ。認知症のばあちゃんとすごす3日間。なかなかよかった。2010/05/27