内容説明
学校や児童館で「犬と仲良くなろう」という体験学習や授業が行われています。セラピー犬はどんな働きをするのでしょう?このほかに、お年寄りのしせつやこども病院でのセラピー犬の活動のようすを伝えます。動物と人の絆を考えるノンフィクション。
目次
1 セラピー犬が児童館にきた(あこがれの犬;明日は、子どもたちと会いにいく;犬と友だちになるには? ほか)
2 セラピー犬がお年寄りのしせつにきた(メリーはベテランのセラピー犬;今だけ「まるこ」に;ココとお昼ね ほか)
3 セラピー犬がこども病院にきた(月一回のふれあい活動日;「また、きてね」;退院してもわすれないよ、アルク ほか)
著者等紹介
山口節子[ヤマグチセツコ]
児童文学作家。東京都生まれ。日本児童文学者協会会員。日本ペンクラブ会員
柴内裕子[シバナイヒロコ]
獣医師。1963年に赤坂獣医科病院(現赤坂動物病院)を開設、院長として現在に至る。1986年に日本動物病院協会(現公益社会法人日本動物病院福祉協会)の第4代会長として、人と動物のふれあい活動をスタートさせる。現同協会顧問。2007年、IAHAIO(人と動物の関係に関する国際組織)特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
書の旅人
10
「どのコを引き取ろうか…」いずれ私には、必ずこの時が来ます。再来月には、一軒家に越します。頃合いをみて施設へ行き、犬を2匹、家族として迎え入れます。正直、保護された犬の中から、どのコにするかと選ぶことは人間のエゴだと拭えず、それでも何も出来ない自分に、忸怩たる思いです。無理だとわかっていても、みんな引き取りたいと、今でさえ思うのですから、目の当たりにすれば、さらに増すでしょう…。ごめん…。ごめんな…。今の私には、2匹が限界なんだ…。このコたちに協力してもらい、1匹でも不幸なコを減らすよう、頑張るから。2017/12/30
ゆにす
4
子どもたちに犬と上手につきあう方法をよく教えていると思いました。セラピー犬について分かり易く書かれていました。ボランティアさんの努力に頭が下がる思いです。2014/03/15
すずえり
3
セラピー犬がどういう犬のことなのか、どんなことをやるのか、どんな準備や訓練をしているのか、といったことが読みすすめるうちにわかってくる。 道を歩いていて犬に出会ったとき、触りたいけどどうしたらいいか。もし追いかけられたらどうしたらいいか。 小学校向け。2014/08/24
イズアル
2
犬と仲良くなるために、犬を悪者にさせないために、犬のことをよく知ること、義務を果たすことは大切ですよね。身近な「犬」という存在をあらためて知るには良い本です。2012/05/04
しのさん
1
犬といっしょに生活するために必要な注意点も教えてくれる。また、犬たちが私たちの生活の中で果たしてくれる様々なことを教えてくれる。2012/06/26
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