内容説明
毎年、春になると日本へ渡ってきて、卵を産みひなを育てるツバメ。人家の軒先に巣を作ってくらす、とても身近な鳥です。けれど、最近ではあまりツバメの巣がある家を見かけなくなってきました。ツバメは、いったいどこで子育てしているのでしょうか。近所の公園で、巣の材料をとるツバメを見つけた七尾さんは、環境の変化におもいをはせながら、ツバメを観察することにしました。
目次
「サクラ前線」にふりまわされて
悲しい「ツバメの初見日」
待ち遠しかったツバメがくる日
ツバメの巣材集め
ツバメの巣さがし
よごれた池もビオトープ
一日じゅう池にはりついて…池の定点観察
観察番外編 池にやってくるめずらしい鳥たち
駅前はツバメ広場
三地点の巣を観察(七月四日~十四日)
空中でなにを待ってるの?
とりのこされたアシ原 ツバメはどこへ
幼鳥も池の空に
著者等紹介
七尾純[ナナオジュン]
1936年、秋田県に生まれる。児童施設指導員、学習雑誌編集長を経て、1973年“七尾企画”を設立。児童向き科学写真の分野で、書籍・雑誌の企画編集をてがける
どいまき[ドイマキ]
神奈川県に生まれる。グラフィックデザイン科を卒業後、フリーのイラストレーターとなる。体験取材イラスト、子ども向け絵本、雑誌など広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。