出版社内容情報
1987年の1巻発売後からたくさんの読者に読みつがれているロングセラーのわかったさん。作家・寺村輝夫の発想を絵として形にしてきた永井郁子が、世界観ごと受けついで物語と絵を描き、新たに「わかったさんのあたらしいおかしシリーズ」として刊行をスタートします! クリーニングの配達中にサツマイモほりを手伝ったわかったさん、気がつけばスイートポテトを食べたいというヤーぼっちゃんのために、あっちこっちへ走りまわることに…!?
内容説明
作家・寺村輝夫の世界を、永井郁子が受けついで物語と絵を描き、「わかったさんのあたらしいおかしシリーズ」が、あらたに始動!クリーニングの配達中に、サツマイモほりを手伝ったわかったさん。気づけば、スイートポテトが食べたいというヤーぼっちゃんのため、あっちへこっちへ、仲間といっしょに走りまわることに…!?
著者等紹介
寺村輝夫[テラムラテルオ]
1928年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。文京女子大学(現・文京学院大学)名誉教授。童話や絵本作品を数多く執筆し、毎日出版文化賞、国際アンデルセン国内賞、巌谷小波文芸賞、講談社出版文化賞絵本賞を受賞。2006年、逝去
永井郁子[ナガイイクコ]
1955年、広島県三原市生まれ。多摩美術大学油画科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えつ
13
わかったさん、33年ぶりの新作!!!あぁぁぁあ!!!わかったさん!大好きだったわかったさん!また会えて嬉しい。そして、安定のわかったさんの世界観。子どもの頃に戻った気分。さつまいもの季節。このレシピでスイートポテト作りたくなるねぇ…。この新シリーズはリアタイで集めたいな。そして、33年ぶりって…え、わたしが生まれる前に前シリーズ全部揃ってたってこと???となりました。そうだね。わたしも33歳だし、前シリーズも大人買いしちゃお。それで読み直そう。2024/09/13
イカまりこ
9
子供時代、私はこまったさんで育ったのでわかったさんは読んでこなかったんだよね。今回、新シリーズということで読んでみた。クリーニング屋さんの娘さんだったんだ。「わかったわかった」が口癖の人ってちょっと嫌だなって思ってしまうんだがw さつまいもを求めて春夏秋冬を巡っていく。唐突な場面転換にも感じたけど、これがわかったさんの味なのかしら?もう少しシリーズを追いつつ馴染んでいきたいと思う。2024/10/23
れい
8
【図書館】秋らしいお話で、絵もカラフルで、とても良かったと思う。いつもながらの意識のスリップで不思議な体験。2024/11/12
いのこ
7
懐かしのわかったさんまさかの新シリーズ! 大人になって改めて読むと色使いが毎ページ可愛すぎてずっと見てられる〜 扉を開けるとそこは、で不思議な世界に入るのは変わらず。 巻末のレシピ見ると自分でもできそう!って思うんだよね。作ってみようかな。 新シリーズってことは次回作も期待していいのかな?2024/09/26
ぱに
7
わかったさん33年振りの新作!子どもの頃夢中になって読んだシリーズが再始動ということで嬉しさいっぱいで読みました。子どもの頃に戻ったみたい。変わらないわかったさんの世界があって読んでいてすごく楽しかった。寺村輝夫さんが亡くなられたので挿絵を担当されていた永井さんがお話も書かれているそうですが、見事に引き継いで下さってます。挿絵もところどころに遊び心があってとても素敵。子どもの頃わかったさんのレシピで何度もお菓子作りをしたようにスイートポテトも作ってみます。これからのシリーズも楽しみ。大人も子どももぜひ!2024/09/06