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あかねノンフィクション
カメレオンに会いたい―不思議の島・マダガスカルを訪ねて

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  • サイズ A5判/ページ数 140p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784251039149
  • NDC分類 K487
  • Cコード C8395

出版社内容情報

写真家の増田さんは、野生のカメレオンに会いたいと、あこがれのマダガスカル島を訪ねます。貴重な動植物の写真を通し、希少なカメレオンとの共生を考える紀行文です。

小学校中学年以上向き

内容説明

カメレオンという動物を知っていますか?舌を自分の体ほど長く伸ばし、あっというまに虫などを食べてしまう動物です。体の色を変えるのでも有名です。しかし、乱獲や自然開発などの影響で、野生のカメレオンはどんどんへっています…。百六十種類ほどいるカメレオンの約六十パーセントが生息しているという、不思議の島・マダガスカルへ、あこがれのカメレオンに会いに出発しましょう。

目次

カメレオンへの思い
野生のカメレオンを見たい
あこがれのマダガスカル(一九九五年)
初めて見た野生カメレオン
巨大鳥のいた海岸
ラノマファナ国立公園
「インドリの声」という名のホテル(一九九六年)
おかしなヤモリの島
丸木船で行く
ハタ坊のふるさと、ヌズィ・ベ島(一九九七年)
キリンディーの森
自分で探したミニマ(一九九九年)
マダガスカルをふり返って

著者等紹介

増田戻樹[マスダモドキ]
1950年、東京に生まれる。幼いときからの動物好きで、高校生のころより、写真に興味をもつ。都立農芸高校を卒業後、動物商に勤務。1971年より、フリーの写真家として独立、1984年より、山梨県小渕沢町に移り住み、おもに、近隣の動植物を撮りつづけている。日本写真家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

57
カメレオンに魅了された著者がカメレオンの60%が生息するマダガスカルに赴く旅行記。ひとえにカメレオンといっても小さいのは指先サイズから60センチを超えるものそして様々な体型・体色があることを知った。生息するカメレオンは今も多くが海外にペット用として密輸されているようだ。他にもマダガスカルだけに生息する生き物や植物もいる。いつか行ってみたい国だ。2015/12/28

itokake

13
写真集「世界のカメレオン」著者の旅行記。マダガスカルでしょ?その辺にカメレオンがうじゃうじゃ…ではなかった。暮らしている人には身近でも、いざ探すと見つからない。指先サイズの小さなカメレオンから、片手では持てそうもないサイズまで。体色変化は物理的なものと精神的なものがあるらしい。夜見つけたときには白っぽいのに、ライトで照らしている間にさーっと変わってくる。求愛を受け入れたくないメスは薄緑→黒っぽくなる。オスが諦め遠ざかると、メスはもとの薄緑に戻る。なんか笑える。全身で拒絶されたオスの心はブルー?2022/09/09

すうさん

2
あかねノンフィクションというシリーズで児童向けに書かれた本。本書はカメレオンに魅せられた写真家がその種の60%以上が生息するアフリカのマダガスカル島に行って、野生のカメレオンを探して写真を撮りたいという本。生き物好きの私は著者とカメレオン探しの冒険に出かけている気分になる。今まで読んできた冒険本と比べてもずっと安心して読めた。このように子供向けに書いた本を読んでみると、大どんでん返しや奇抜なエピソード、また新しい知的発見がなくても無邪気に楽しめた。楽しく本を読むという自分の根っこを発見したのだった。2022/04/05

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