内容説明
「中二病」―それは誰もが一度は通過したであろう、比類なき迷走の日々。いまとなっては絶対秘密の“恥”として記憶の奥底に封印されていますが、思えばそれも輝かしく、まぶしい青春の1ページだったはず。あの過剰なまでの想像力に満ちた世界を蘇らせたい!あの黒歴史ノート的ファンタジーをぶちまけたい!そんな目論見のもと本書は編まれました。痛くて、愛おしくて、おもしろい―「中二病」の世界へようこそ。
著者等紹介
本田透[ホンダトオル]
小説家・マンガ原作者・その他
松山剛[マツヤマタケシ]
東京都出身、ライトノベル作家
滝本竜彦[タキモトタツヒコ]
小説家。78年、北海道生まれ。専修大学文学部中退。「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」で第5回角川学園小説大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kiji
1
本田透さん目当てで読みました。他の方たちの短編も中二病感たっぷりで楽しめました。中でも吉野匠さんは素で中二病だと思います。せつな系ラノベの松山剛さんのギャグ小説は必見2013/05/02
文鳥
1
ちゆ12歳氏とかーずSP氏と伏見つかさ氏のは面白かったですが後はいまいちでした2010/05/15
けんこう
0
△×2014/04/12
つか由高
0
本当にさっくり読める本でした。というか雑誌感覚で読めました。面白いというか苦笑出来るというか、時々「あるある」というような(笑)2012/10/19
柏葉
0
厨二病考察と、厨二病丸出しの物語を収録した漫画・小説のアンソロジー。かーずSP、伏見つかさ、ちゆ12歳の三者は厨二病(というか邪気眼)について語る。他の作家は、厨二病の女学生の痛い言動の漫画だったり、普通の学生が異世界に飛ばされ姫を救う等の厨二病的妄想小説だったりを描いている。厨二病の流行に乗ってみましたって感じの一冊。2011/05/28