出版社内容情報
元気な女の子ナツカが、パパといっしょにおばけたいじ。壁からのびる手のおばけと、ホテルの階段に出る幽霊をやっつけます。
小学校中学年以上向き
内容説明
ナツカは、パパといっしょにおばけたいじ屋をはじめた。てごわいおばけを、知恵と勇気でたいじする、ちょっぴりこわくて楽しい、おばけたいじの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
12
【ゴーストバスターヒグレ事務所の危機】1999年6月発行。なにせ大家さんの姿が恐ろしい。変な商売してるなら出て行ってくれ、と家賃を受け取らないという。国際線のスチュワーデス(99年当時)の一人暮らしの部屋での異変、高級ホテルの階段に出る若い女の幽霊。ホテルに泊まって解決。なんと三百万円。残高3,816,998円。【239】2023/11/21
のほほん
8
おばけ退治の依頼が2件です。今住んでいるアパートは商売に使ってはいけないきまりなのでおひっこしをすることになりました。そこで必要なのがお金です。ナツカとパパはさっそく2件のおばけ退治に出かけます。かべから手がでる事件とかいだんをのぼるゆうれいのお話です。パパはよく観察して、しっかり作戦をたてました。パパの作戦は「やっつける」のではなく「出ないようにする」です。いっしょに作戦を考えるのも楽しいです。最後に解決方法ものってます。2023/09/06
雨巫女。
8
《私-図書館》【再読】お父さんのお化けの仕事が、成立することが、すごいね。2019/12/15
absinthe@読み聞かせメーター
8
6歳の娘に読み聞かせ。お金に関する話題は、まだピンとこないようだが、それ以外の話は娘にも解ったようだ。今回は、壁から手が伸びる話と階段を上る幽霊の話。どちらの解決方法も秀逸だ。この本、キャラクターもいいしアイデアもよい。人会があるのも頷ける。2016/09/12
緑
5
単体で出てこられたら怖いのは、頭部、手、声がトップ3だと思う。手って怖いよね…すごく「人間」らしい部位なのに、無表情で何を考えているのか分からないところが。手が出て来なくなったからってそのまま住み続けるなんて、なかなか神経が図太いな、スッチー。2016/02/10