内容説明
つつんだものが、いつでもおいしくたべられる、ほおの木のはっぱは、まほうのはっぱ。さあ、なにをつくって、つつもうかな?高原のレストランのコックさん、正太さんの物語。小学初級以上向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たんぽこ
5
高原のレストラン「小さなトマト」を舞台に、コックの正太さんと不思議なお客さまたちとの交流を描くシリーズ3作目。温かくて幸せな気持ちになります。土田義晴さんの描くご馳走の数々が美味しそうでたまりません。2020/10/02
mayuri(Toli)
3
「小さなトマト」というレストランを営むコックの正太さんのお話。シリーズ3作目とは知らず読みましたが、問題なく楽しめました。魔法の朴の葉っぱで包むと、その食べ物はいつまでも美味しく新鮮なまま。くまのおじいさんと孫娘に頼まれて、正太さんはおにぎりを作ります。あたたかな挿絵も相まってほんわかと優しい気持ちになれる創作童話。正太さんのお父さんとおじいちゃんくまさんの交流のお話やその後の展開がしんみりします。2024/04/16
ともこ★
1
第3弾「小さなトマト」の正太さんの物語。今度は、クマのお祖父さんと孫娘。みょうがのしょうゆ漬け、人参とごぼうのシソ巻きもおいしそう。やっぱり、つるばら村の原点でした。2014/03/12
読み人知らず
1
ほおの葉っぱで巻くと殺菌作用があるって初めて知った。熊の親子がかわいい。普通のおにぎりの二倍以上の大きさは圧巻です。2008/05/03
だいきち
0
くまのおじいちゃんと孫娘が、出稼ぎしてるお父さんへおにぎりを送りたい。山のレストランに作ってもらう。レストランの若い店主が、亡くなった父のことをこのおじいさんくま(人間の格好をしている)に尋ねるところが泣ける。 2020/11/19