出版社内容情報
ぼくのつみ木はふしぎなつみ木。とうさんのあたまにねこをつんだり、おまわりさんのあたまにじどうしゃをつんだり! それから…。
5歳から
内容説明
ぼくのうちのつみきたちは、とてもふしぎなつみきなんだ。なんでもつんでしまうことができるんだ。とうさんのあたまにねこのチイをつんだ。おまわりさんのあたまにじどうしゃをつんだ。犬の上にふとったおばさんとキャベツをつんだ。それから―それから?―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
riviere(りびえーる)
29
お父さんがつみきをフライパンで炒めはじめる。塩コショウされて逃げ出したつみきたちが「つみつみ ひとつ!」と叫ぶと…。不可解な導入から一気に場面展開してふしぎなことが次々におきる。挿絵というには絵の存在感が大きく、たしかに絵本と童話の中間かもしれないけれど、幼年童話というジャンルに収まらないスケールの大きさがあって、読む側の既成概念を崩される快感がある。河合隼雄氏が著書で紹介していたのでその解説を読む前にと読了。読んでよかった本。 2020/09/08
けんちゃん
20
読友さんのご紹介本。長新太さんの作品にはいつもぶっ飛んでしまいますが、これはまたすごい!いつもは積まれるつみきの言葉が、ものを積み上げてしまう、積み上がるもののスケールの大きさときたら!不思議不思議、でもつみきに輪をかけて不思議なのはとうさんかも。この家庭のお母さん、どんな人なのかちょっと気になります。長さんのバランス感覚が垣間見える「あとがき」もよかったです。2013/03/18
いっちゃん
15
短い絵本より、このくらい長い方が多少はストーリーがわかる。長さんのは意味不明が多いからね。小学生はもう一度読みたくなりそうな、癖になる本かも。2015/05/23
むんちゃん
13
また読んじゃった。お父さんが 卵と間違えて積み木をフライパンで焼いちゃった。 おー!その後次々起こる恐ろしい出来事。ブルブル…。 長さん亡くなって本当に残念です。2015/01/05
読み人知らず
13
何のことやらというタイトルですがなるほど。署長さんがオレンジ色になる理由がわかっておもしろい2014/06/28