出版社内容情報
ふたりになりたいガヤガヤと、ひとりになれないムッツリのおかしなおかしな物語。それは、ふたりの誕生日の朝に始まった!
5歳から
内容説明
ふたりになりたいガヤガヤと、ひとりになれないムッツリの、おかしなおかしなものがたり。それは、ふたりのたんじょうびのあさにはじまった。
著者等紹介
舟崎克彦[フナザキヨシヒコ]
1945年、東京に生まれる。おもな作品に『ぽっぺん先生』シリーズ(赤い鳥文学賞・路傍の石文学賞受賞・筑摩書房)、『日本の神話』シリーズ、『マメずきん』シリーズ(以上あかね書房)、『ポッケはべんりやくん』シリーズ(理論社)、『ピカソ君の探偵ノート』シリーズ(パロル舎)など、多数がある。イラストレーションも多く手がけており、おもな作品に『もりはおもしろランド』シリーズ(偕成社)などがある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えぼし
7
さわがしいガヤガヤと,おとなしいムッツリの対比がおもしろい話。性格はもちろんだけど,お互いに対するきもちにも温度差があって(最後まで),ちょっとガヤガヤがかわいそうとも思ったけど,手紙の主がムッツリだと分かったときの前向きすぎる態度にホッとしたし,ムッツリもなんだかんだでケーキ作りを手伝っているのがほほえましかった。でもムッツリは「だれのためにいきてるか」って本を読むくらいだから,他人に興味がないわけではないのだろう,きっと。2016/03/17
ヒラP@ehon.gohon
6
あかるくてにぎやかなガヤガヤと、陰気でちょっと悪いムッツリという関係ですが、ガヤガヤの陽気さのおかげで、中はそれほど悪くないような気がします。 性格が真反対の友だちですが、見事なハッピーバースデーでした。 良くも悪くもともに行動することが、結果に結びつくのだと教えられました。2016/10/14
保山ひャン
1
陽のガヤガヤと陰のムッツリ、ふたりは誕生日が同じ。ひそかにバースデイ・ケーキを作ろうと画策するムッツリだったが、ガヤガヤがおしかけてきて、にぎやかにバースデイ・カステラを作ることになる。ひとり読書でもして過ごしたい夢をみるムッツリなのに、ケーキと一緒に花火を焼いてしまい、家を吹き飛ばす派手なバースデイになる。こういう組み合わせ、いいな。2015/11/06
読み人知らず
1
ムッツリの、誕生日くらい静かに本を読んでたいという気持ちがすごくよく分かります^^ 2008/02/01
aoi
0
ひょんなことからトケイソウの花に興味を持ったので、概要を説明したら読みたいと。長い話だったけど、読み聞かせ。名前の響きがおもしろかったのか、とても食いついた。2016/02/23