出版社内容情報
水生昆虫は空を飛ぶための羽があるのになぜ水の中でくらすのか。タガメ、ゲンゴロウなどの生態やからだを調べます。
小学校低学年~高学年向き
目次
水の中で生きる昆虫
甲虫のなかまとカメムシのなかま
ゲンゴロウの誕生
タガメの誕生
水面を利用するなかま
水中で待ちぶせるなかま
泳ぎまわって獲物をとるなかま
水面を歩くのに適したからだ
水中を泳ぐのに適したからだ
呼吸の方法(ボンベ型;シュノーケル型)〔ほか〕
著者等紹介
増田戻樹[マスダモドキ]
1950年、東京都に生まれる。幼いころからの動物好きで、高校生のころより、写真に興味をもつ。都立農芸高校を卒業後、動物商に勤務。1971年より、フリーの写真家として独立。1984年より、山梨県小渕沢町に移り住み、おもに、近隣の動植物を撮りつづけている。日本写真家協会会員
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感想・レビュー
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書の旅人
6
あおぞら図書館に並べます。ポレポレの丘のひょうたん池を初めて覗いてみた時、大きなゲンゴロウが泳いでいて驚きました。富山では農薬のせいで、すっかり姿を見なくなってしまいました。犬の散歩をしていると、波打って逃げてゆくオタマジャクシも、次の日にはお腹を上にひっくり返っていて、寂しく思ったものです。ここ丘の池には、昆虫だけでなく植物も、たくましいその姿を見せてくれます。先日はゲンゴロウ、コオイムシに次いで、ミズカマキリ、ホタルの幼虫、ヤゴ、タイコウチが!トンボも沢山飛び始めました。蝉も鳴いてます。2017/07/31