出版社内容情報
紅葉の季節にたねをまき、雪の下で冬を越させ、梅雨の晴れ間に収穫。小麦の一年の姿を栽培風景の中で紹介。
小学校低学年~高学年向き
目次
たねまき
たねのしくみ
地上に芽が出た
はい乳のはたらき、根のはたらき
ムギふみ
分けつ
ほのもとができる
雪の下でのびる根
葉はみどりの工場
くきがのびる春〔ほか〕
著者等紹介
鈴木公治[スズキマサハル]
1946年、群馬県前橋市に生まれる。1968年、東京農業大学卒業。同年より群馬県の農業高校に勤務。教職のかたわら、おもに植物の運動をテーマにした実験、観察をおこない、その貴重な記録写真が注目されている。ほかに、作物と雑草の関係や、作物や雑草のライフ・サイクルも研究している。現在、科学雑誌や百科事典などで、多数の植物生態写真を発表している
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感想・レビュー
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Yukino
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ムギの一生を読んで読書感想文完了、僕もムギのように強くなれ!あと自由研究と工作は父ちゃん頼んだよ。2012/08/15
のん@絵本童話専門
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日本でも麦作りは行われている。10月たねまき、6月取り入れ。せっかく生やした芽を踏んで強い根っこを育てていること、イネとの二毛作が行われていることに驚き。確かに他の本で読んだことはあるが、江戸時代の農家は主食にオオムギを食べていたそう。(更に貧しいと芋大根粟稗)日本の米はタンパク質の量や質の違いでうどんには向いてもパンには向かないようだ。2025/01/28