出版社内容情報
樹木に穴をあけるキツツキは害鳥なのか? キツツキの四季を追いながら、彼らが森の中ではたしている役割を調べる。
小学校低学年~高学年向き
目次
北国の森に生きるキツツキたち
結婚の季節
巣作り
ひなのたんじょう
ひなを育てる
ほかのキツツキたち
巣あなをねらう外敵
巣立ちの季節
短い北国の夏
秋のおとずれ
木の実を食べるキツツキ
冬のはじまり
ま冬のえささがし
春をまつ
木をつつく鳥
日本のキツツキ
キツツキのからだ
キツツキのあけるあな
森の一年
キツツキと森
キツツキの観察
著者等紹介
右高英臣[ミギタカヒデオミ]
1943年、岐阜県多治見市に生まれる。日本大学芸術学部写真学科を卒業。その後、報道写真家木村恵一、熊切圭介の両氏に師事。現在、フリーの写真家として“人間と自然との調和”をテーマに、自然界の山ふところで撮影中。その詩情豊かな作品は、多くの人びとの感動をよび起こしている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いくら丼
7
青森に引っ越してきて間もない4月だか5月だか、公園で読書をしようとしたら、コンコンと何かがうるさくてさっぱり集中できなかった。もしやキツツキかと音源を探すも、何やら木の上の方で鳴っていそうな以外はわからず……。この本を読んだ今ならわかる。木の上だけでなく、根元に木くずが落ちていないかも見るべきだったんだ。そうすれば見つけられたかもしれない。春は確かに、巣作りの季節。ほんとにキツツキだったのかな。本物は見たことがないのだ。巣立ちの様子や越冬の仕方、再度の縄張主張など興味深い。白神山地といえばクマゲラなので。2023/09/10
ぬのさと@灯れ松明の火
3
キツツキは自然林にしか住めないから数がどんどん減っている、と1982年初版のこの本にあります。現在はどうなったんでしょうか……。2013/07/17
あさみ
1
クマゲラの写真が可愛い。 キツツキが自然林にしか生息できない事を初めて知った。2012/05/14
ぽんけん
1
クマゲラの写真が見れてよかったです2010/05/27