出版社内容情報
公害に追われるシラサギ、きびしい自然環境の中でたくましく育っていくヒナなど、シラサギの生活を克明にとらえる。
小学校低学年~高学年向き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gachin
1
田中徳太郎のカラー写真が拝めるのは本書だけかも。雛の鼻孔は嘴の中腹にある。成長に伴って伸長するのが前上顎骨だと思ういうことがよく解る。雛は意外と吹き晒しで保温されてなかったりする。子供の体が飛行可能になってくると、親は飛行を促すように少しずつ離れたところで餌を与えるようになるとのこと。理想的な行動訓練。蓑毛は季節により脱落する。2022/01/29
なーり
0
身近な鳥の事も案外知らない。先日サギ山で見た、嘴の黄色いのは若鳥だったらしい。昭和40年頃に農薬の害でサギ山がなくなったとある。今見られるサギ山はそこから復活したものだろうか。2010/06/25