内容説明
こぎつねは、そでをふところにおしこむと、むちゅうでかけだしていました。―うつくしいものによせるこぎつねの思いを、あたたかく描く。
感想・レビュー
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遠い日
2
民話のような味わいのお話。“きつねの恩返し”的なストーリー。引きちぎられた振り袖の袖の艶やかさ、ただ綺麗な袖が欲しいというキツネの子の欲望と憧れ。助けてくれた、悲しい境遇の百姓の娘との出会いなども昔話のよう。恩返しのお礼の品を娘はどんな気持ちで見ただろう。2014/01/31
