出版社内容情報
静かな夜、天からおなべがおりてきて、ラッコの子をすくいあげた。――北の海を舞台に、のんびりと暮らすラッコのすがたを描きます。
小学校低学年以上向き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぐ
34
なるほど、そうだったのか。ストーリー展開とファンタジーな部分を結びつける事が出来なくて、どう纏まるのか読みながら想像がつかなかった笑。読み終えてみるとロマンチックな話だなってほのぼのしました。私の頭が固かった分、理解したときにはトキメいた☆。いたずらラッコの坊やはキラリと光る星のかけらで、私に小さな感動をくれました。きっと空を見上げたら、この物語を思い出すことでしょう。2016/02/19
遠い日
9
神沢利子さんの文に長新太さんの絵。大きな世界を描いて、気持ちいいお話。ラッコたちののんびりした、楽しい暮らしに突如訪れた受難。いたずらラッコのロッコと友だちのレッコが天のおなべに掬われた。さあたいへんと、がんばるロッコたちの姿がいじらしい。星にまつわるファンタジーとしても楽しめる。2015/03/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
3年生ブックトーク授業【夏休みおすすめの本】 『いたずらラッコのロッコ』 https://bookmeter.com/books/115153 の中のおはなしの1つ。絵本になっていたので、大型絵本を読み聞かせ、こちらは貸し出ししました。2023/07/06
ochatomo
7
児童書「いたずらラッコのロッコ」全14章より第1章『イタズラッコとおなべの星』を絵本化 文章はやや省略されている スケールが大きいお話 1975刊2019/02/28
rachel
1
おなべのほしはもともと8つあったんですね2023/01/23