学校の怖すぎる話〈１〉人体模型に近づくな！

加藤 一【編・著】/市川 友章【絵】

あかね書房（2016/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 155p／高さ 19cm
• 商品コード 9784251013019
• NDC分類 K913
• Cコード C8393

出版社内容情報

学校は恐怖がいっぱいの呪いの箱！　写真を撮るのを禁止されている校庭の桜、仮病をつかうと死ぬほど後悔する保健室、窓ガラスの中で近づいてくる不気味な児童、目をはなすと命を落とす教室の壁時計など、加藤一と怪談作家たちが学校の怖い話を放つ読み物シリーズ。見開き一話のショートストーリーは、おぼえやすいので、読んだらだれかに話したくなる。絵を担当する市川友章は、本格の怪人画家。圧倒的な画力が恐怖を増幅させる!!

加藤　一［カトウハジメ］
著・文・その他

市川友章［イチカワトモアキ］
イラスト

内容説明

怪談作家×怪人画家がおくる新シリーズ！３分間のショートショート！恐怖の６０話！！となえてはいけない英語の言葉、仮病を後悔する保健室、人体模型のおぞましいたくらみ…。怪談作家たちがおくる学校が舞台の怖い話が満載！読めば読むほど、恐怖のふちに追いつめられる！！

目次

入学式―校長先生のあいさつ（加藤一）
エサはきちんとあげましょう（黒実操）
ウロコのない魚（橘百花）
シャクトリムシの呪い（橘百花）
タッくんはそこにいる（黒実操）
共食いの果て（黒実操）
校長先生の話はいつも長いので（加藤一）
不思義なランコ（黒実操）
見なければよかった（橘百花）
死神の穴（橘百花）〔ほか〕

著者等紹介

加藤一［カトウハジメ］
１９６７年静岡県生まれ。怪談コレクター

市川友章［イチカワトモアキ］
１９７７年千葉県生まれ。２００２年東京藝術大学絵画科油画専攻卒業。２００４年同大学院油画技法材料研究室修了。個展、グループ展で油画や立体作品を発表。国内はもちろん、中国や韓国でも高く評価されている。２０１１年から発表している「怪人」をテーマにしたシリーズが注目を集める。「怪人スタンプ」で、「ＬＩＮＥ　Ｃｒｅａｔｏｒｓ　Ｓｔａｍｐ　Ａｗａｒｄ　２０１４」みうらじゅん賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[モモ]

児童書。懐かしさを感じる表紙に思わず借りてみた。内容も昔ながらの怖い話。二宮金次郎の銅像が「歩きながら本を読むのはあぶない。子どもたちがマネをしたらどうする！」とクレームがくると、荷物をおろして、道端に座って本を読む姿に変わった。またクレームがくると正座の姿に。またまたクレームがくると、寝転がって本を読む姿になり、ついに撤去される話が楽しかった。さっくりと楽しめます。

2020/10/12

[ぽんまま]

2ページ、3ページという短い学校に関する怖いお話がぎっしりです。怖さは…こんなもんかな。

2018/07/20