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出版社内容情報
兄弟神の海幸(うみさち)と山幸(やまさち)は、それぞれ海での釣りと山での狩りを仕事にしていました。ある日、二人は道具を交換するのですが……。
5歳から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
123
日本の神話シリーズ最終巻で、海幸、山幸の兄弟の物語です。わたしは海彦、山彦で覚えていたのですが違うのですね。それにしても、神話の世界では兄弟がなかがあまりよくないのですね。これは人物が国ということを表していたからなのでしょうか?海幸と山幸も漁労民と農耕民を表象しているのではないかと思いました。少し考えしすぎでしょうか?2019/04/04
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
55
全6巻の『日本の神話シリーズ』の最終巻。神話の系譜を辿ると〈海幸山幸〉は、アマテラスの曾孫に当たるようですが、二人とも猟師を生業としており極めて人間的な生活を送っています。好奇心から起こした失敗を狭量な兄〈火照の命=ほてりのみこと=海幸〉に許されず、悲嘆に暮れていた弟〈火遠理の命=ほおりのみこと=山幸〉は、潮の流れを司る塩椎(しおつち)の神と出会い、海神〈綿津見〉の宮殿に向かいます。そこで海神の娘と結ばれ大きな力を獲得します。原典の古事記は、この兄弟の物語以降、神話から皇統記への色彩を強めていくようです。2014/11/01
NAO
51
日本神話の中でも最も有名な話のひとつ。日本は長男が嫡子となるのが普通なのに、なぜか神話では、年少者が優位になることが多い。大国主命もそうだし。どのあたりで変わったのだろう。海幸の傲慢さが描かれてはいるけれど、そもそも仕事を変えようと言い出したのは山幸の方だし、ここまでひどい目に遭わせられなくても、と思ってしまう。『古事記』はくにうみからここまでの上巻が神話的内容で、中巻から神武天皇の東征が始まる。2017/01/22
たまきら
31
スサノオが出てこないとわかって盛り下がるオタマさん。うむ、気持ちはわかる。「…許してあげなよ~」と大人な感想でしたが、オカンは結局またイケメン勝ちかい!とおもったですよ~。2019/03/06
ベル@bell-zou
25
第5巻までの流れから少し後、兄・火照命(ほてりのみこと)=海幸と弟・火遠理命(ほおりのみこと)の物語。兄から借りた釣針を亡くした山幸。どう詫びても許してもらえず泣く山幸。塩椎の神が作ってくれた竹の舟で海神の宮殿へ行きその娘・豊玉姫と結婚し楽しく暮らす山幸。三年経ち釣針を探していたことを思い出す山幸。海神に釣針を見つけてもらう山幸。用意されたサメで故郷に帰る山幸。海神がくれた勾玉で水を自在に操り兄・海幸を平伏させる山幸。かわいい娘婿の為とはいえ何も成していない山幸に過剰に肩入れする海神が謎。↓2019/04/11