- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 民話・神話・古典読み物
出版社内容情報
須佐之男(すさのお)の命(みこと)のあまりの乱暴ぶりを見かねて、日の神天照(あまてらす)が岩戸にかくれてしまったので、世界は暗闇にとぎれてしまいました。
5歳から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
109
第1巻の「くにのはじまり」に続いて読んでみました。こちらの方がもう少しカラフルな感じの絵になっています。スサノオが暴れている様子がよくわかります。表紙の絵になっているアメノウズメがひなな感じでたのしませてくれます。2019/03/20
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
56
アマテラスとスサノオの姉弟の争いから、世界が闇に閉ざされてしまう古事記の有名なエピソードを絵本として再構築しています。赤羽末吉さんの絵は〈昔ばなしの王道〉と言っていい絵本らしい絵ですが、舟崎克彦さんと実際に神話の舞台を訪ね歩き、多くの資料を紐解いて細部にまでこだわっていることが巻末のお二人の解説を読むと分かります。解説によると〈天の岩戸〉的な神話は、農耕民族・太陽信仰の国では普遍的なものだそうです。それにしても、恐らく日本最古のトリックスター〈天の宇受売(あめのうずめ)〉の存在感はやはり際立っています。2014/11/01
NAO
50
日本神話では珍しいエロチックなシーンを子どもむけの絵本でどう表現するかですが、この豊満な天宇受賣命のなんとかわいいこと。2017/01/20
ちえ
33
帰省中、駅近くに図書館が移ったと聞いて行ってみた。わぁ😄読みたかった本がある〜と思ったら1巻目だけ無い…でもいいかって読みました。子供の頃親しんだ神話が懐かしい。それにしても天照大御神は弟の須佐之男命に甘いし、いくら亡き母の伊邪那美が恋しくても須佐之男命の乱暴ぶりはあまりにも酷い。姉の天照大神は隠れてしまう…地に光が戻っても須佐之男は国から終われてしまった。大好きな赤羽末吉さんの絵をたっぷり堪能、良いなぁ🍀2019/07/15
たまきら
31
早池峰神楽を見ながら説明したこともあったこの神話。オタマさん大喜びです。胸をはだけて踊りまくる女子の絵に釘付けでした。やっぱりとことんダンサーなのねえ。「おお、3巻はスサノオ大活躍ですよ」と言ったら「はやく!早く借りて!」と大騒ぎ。へいへい。2019/02/18