出版社内容情報
子ぎつねのふうたは男の子になって“かまくら”を見にいきます。雪国を舞台に心のふれあいを描く。
5歳から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
22
児童書。なんと、なんと!あの「松井さん」が出てくるではないですか。空色のタクシーシリーズではないのに、まあ、ビックリ。こぎつねふうたが、雪まつりに行くお話。ほわほわした気持ちになります。一人読み初心者向け。2021/10/13
マツユキ
16
図書館の季節のコーナーから。あまんさんだ〜と借りてきたんですが、読み始めたら、空色のタクシーのまついさんが!人間に化けて、ゆきまつりに行きたいきつねの子の手伝いをすることに…。不器用なふうたが可愛く、まついさんが優しくて、ほっこりします。絵もたっぷり味わえて、良い本を見つけました。ふうたシリーズは、春夏秋冬と4冊あるようなので、他の作品も読みたい。2023/01/14
木漏れ日の下
10
下の子と共読。下の子が図書室から借りてきた本。見た時『あっ!まついさん!』と思わず声が出ました。あまんきみこさんの空色タクシーシリーズは、大好きなシリーズで子供の頃何度読んだでしょう。久しぶりに読んでみるとやっぱりいい!まついさんが思わず泣きそうになるところで私もじーんときました。そしてかまくらでふうたとまついさんが飲んだ甘酒くらい私も心が温まりました。2018/11/25
あんみつ
8
あ、これはこの前読んだ『車のいろは空のいろ』のまついさんじゃないですか。何かしたいと強く思っていても、一歩踏み出せない時ってありますよね。そんな時、そっと寄り添って優しく背中を押してくれる、1人にしないでそばにいてくれる人の存在はどんなに心強いでしょう。かまくらに入れず、ぽつんと1人で立っているふうたの後ろ姿をみて涙が出そうになり、声をかけるまついさん。誰に対してもこういった寄り添いの気持ちを忘れないでいたいものです。心の芯までじんわりとあたたかくなるお話です。 2014/03/23
くるみ
6
やさしいまついさん。いじらしくけなげなふうた。いろいろなかたちで紹介したい本です。あまん作品がらみはもちろん、きつね、タクシーの運転手、かまくら、雪の日などなど。小学生はこのお話を読んでそれぞれどんな風に感じるのかなって思える本は、貴重です。 2018/11/10
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