内容説明
政治・経済諸勢力の妥協と均衡により成立する一定の政策上の傾向=〈ポリシー・レジーム〉の形成と崩壊の歴史として描く合衆国200年通史。とくに第5のレジーム=戦後の〈コーポリット・リベラリズム〉を徹底的に分析、その崩壊後の現在、そして将来は…
目次
第1編 政府と経済―その関連の理解のために(アメリカの理念としての「限定された政府」;アメリカにおける「大きな政府」の台頭;アメリカ的システムのあらたな理解)
第2編 コーポリット・リベラリズムの台頭から崩壊まで―アメリカにおけるポリシー・レジームの歴史的展開(自由主義的産業資本主義の勝利;経済的集積と改革の時代;ニューディールとコーポリット・リベラリズムの基礎;コーポリット・リベラリズムと現代資本主義の構造;コーポリット・リベラリズムと政府の機能;コーポリット・リベラリズムの崩壊;レーガニズムおよびその後の時代)