内容説明
子どもの発達や教育のあり方を考えるうえでプラン(計画力)をどう把握し、位置づけたらよいか。プランの発達過程と子どもの行動、脳のはたらきとプランの関係など子どものプランにかかわる多様な問題を、神経心理学の最新の成果を吸収して書き下したユニーマな発達論。
目次
序 なぜプランの問題が子どもの教育で大切か
プランニング能力形成の準備過程
プランニング能力の発達
話す行為・書く行為とプランの発達
描く行為・造る行為とプランの発達
運動技能とプランの発達
問題解決とプランの発達
プランニングと個人差
プランニング能力と発達障害
脳損傷によるプランニングの障害
プランの神経心理学的モデル
結語 再び教育の問題