内容説明
〈子ども観〉と〈子どもの発達〉の原理的検討をつうじて、これまで社会教育学の領域外とされてきた〈子ども〉の分野を、社会教育の大きなフィールドに位置づける注目の意欲作。地域における子どもの生活を、文化、福祉、教育などの広い視野から多角的にとらえるとともに、近年、多様なひろがりをみせている父母・住民の子育て運動の意義と「学校外教育」の今後の方向性をときあかす。『子ども組織の教育学』につづく姉妹編の労作。
目次
序論 子どもの社会教育とはなにか
第1部 子どもの発達保障と社会教育(子どもの生活圏づくり;子どもの学校外教育論;青少年政策の検討)
第2部 社会教育における子ども観(宮原誠一の〈子ども論〉;〈子ども観〉と〈子どもの人権〉)
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