感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
11
1971年初版。学問をする意味を問いながら、学生を含めた知識人が社会のなかで果たす役割について考えることのできる本です。現代の知識人は決して孤独ではなく、個人主義でもなく、労働者階級と資本家階級をさまよっている人ではないと述べ、現代の知識人は精神労働者であり、知的専門家として自己を鍛え責任を大切にし、統一戦線の政治家でもあり、民主的組織者でなければならないと、今日的意義を示しています。また、実践と理論との関係についても、実践課題を半歩先、一歩先を照らすものだという指摘は深く考えさえられました。2014/07/06
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