内容説明
ヨーロッパ中心主義的な人文知が南部アフリカにおける植民地化プロセスと絡み合う軌跡を、瞠目すべき歴史資料と宗教学の鋭角な視点で描き出す。ポスト植民地研究の金字塔。
目次
第1章 比較のフロンティア
第2章 宗教を発明する
第3章 不信仰者たちの宗教
第4章 知られざる神
第5章 聖なる動物
第6章 フロンティアを越えて
著者等紹介
チデスター,デイヴィッド[チデスター,デイヴィッド][Chidester,David]
1952年生まれ。1981年、カリフォルニア大学サンタバーバラ校博士課程修了(Ph.D.)。現在、南アフリカ共和国ケープタウン大学宗教学教授、同大学南部アフリカ比較宗教研究所(ICRSA)所長。同国教育省特別顧問、人文科学研究委員会客員研究員、Journal for the Study of Religion編集長。北米研究、南アフリカ研究、比較宗教学の分野で編著も含め20を超える著書がある
沈善瑛[シムソンヨン]
宗教研究者、非常勤講師、翻訳家。ソウル大学大学院修士課程を経て、筑波大学大学院哲学思想研究科博士課程単位取得退学。修士(文学)。専攻は、宗教学・比較思想学
西村明[ニシムラアキラ]
鹿児島大学法文学部准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専攻は、宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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