倭の玉器―玉つくりと倭国の時代

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  • サイズ A5判/ページ数 339p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784250210013
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C3021

内容説明

固有の玉を身に着けた倭人―本州諸島の玉つくりを丹念に跡づけ、東アジア世界に登場する一つの大きな倭、倭国の成立から終焉までを鮮明に描き出す。

目次

第1部 玉からみた倭の形成(ヒスイ勾玉の誕生;玉つくりの定着と文化圏連鎖;出雲における玉つくり集団の成立;北陸西部における玉つくり集団の成立;一つの大きな倭の形成)
第2部 倭国の成立展開と玉つくり集団(碧玉製品の成立;初期倭政権と玉つくり集団;転換期政権と朝鮮半島出土碧玉製品;王権と東国玉つくり集団;倭国と出雲の玉)
本州諸島における民族の形成と倭国

著者等紹介

河村好光[カワムラヨシミツ]
1952年、石川県金沢市に生まれる。金沢大学法文学部史学科卒業後、石川県立高等学校教員を務める。現在、石川県立金沢商業高等学校教諭。日本列島の玉、玉つくりを主たる研究領域とし、古墳の調査研究にも従事。石川考古学研究会代表幹事。大阪大学文学部より博士号(文学)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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