出版社内容情報
「お待ちしておりました、司令!」戦隊司令となって、いざ海賊の本拠内制圧戦へ!?死にたがりな異才士官が巻き起こす下剋上スペースオペラ、第三弾! 書き下ろし番外編収録!コミカライズも2024年連載開始予定!
内容説明
宇宙海賊の人身売買拠点を制圧したナオたちは、コロニーで保護した子供たちを伴い首都星へと帰還していた。海賊と通じていた貴族などの摘発は他部署に任せ、とりあえずはひと段落。そう思っていたのに―今度は戦隊司令への就任辞令が出てしまった!?どうやら広域刑事警察機構設立準備室が今回の功績で正式に官庁化するらしく、その実働部隊を掌握する彼も出世することになったのだ。自身の望みとは正反対の流れに“ま、まぁ駆逐艦一隻だし肩書きだけだよな”と思いこむのも束の間。ついに発見したシシリーファミリーの本拠地制圧戦ではコーストガードからの援軍も指揮下に入れることに…!?死にたがりな異才士官が巻き起こす下剋上スペースオペラ、第三弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
23
遂に大きい宇宙海賊の拠点を潰すことに成功。二大派閥のうち一つが国内での活動が出来なくなった。さらに、海賊と繋がりのある貴族達も粛正出来て、それを主導している第三王女の実績が無視できないほど大きくなった。反面、派閥争いをしている第一王子、第二王子は派閥に属する貴族の士官が、平民出身で中尉と階級が低いが、広域刑事警察機構』の唯一の艦の戦隊司令官と役職が高い主人公に軍の階級を持ち出して拘束わ監禁したりと国家反逆罪で軍警察が動くハメになり失点を続け、次期王位の座が遠のいて行ってる状態。2024/07/20
さとうはるみ
11
平民のくせにドンドン手柄を立てて出世するのが気に入らないとどこかの貴族たちが暴走して主人公を監禁してしまう。すぐに連絡が上司である王女殿下へ行き、騒いで監禁という実力行使に及んだため穏便になどできずに大問題に発展する。そしてさらに出世してしまう主人公。これは欲のなさと人との信頼関係、特に敬意がベースのによっているところがすごい。ベテランとはいえ、その人のただの勘に過ぎないものを取り入れて調べに行くなど出世したいならやらないだろう。何も無かったらどうすんだ?オレは出世したいんだムダな事してる場合じゃないと。2025/05/13
史
5
政治と戦闘。2024/08/13
菊地
4
やはり展開が遅く感じてしまい、1冊読んだ時の物足りなさがある。2024/07/20
etorm
2
おまけのコミカライズ試し読みで思い出したけど副長って個人の武勇で鳴らした人だったよね。2024/08/06