内容説明
1年生と3年生、若手教師とベテラン教師、交流と対抗のなかで形作られる「共同体としての学校」、その教育的意味を問い直す。高校を対象としたエスノグラフィーから学校文化の構造を明らかにし、その生成と再創造のプロセスを正統的周辺参加論の枠組みから考察する。
目次
序章 学校文化研究をめぐる課題
第1章 生徒文化の構造と生成
第2章 教員文化の形成と総合
第3章 学校文化の構造変容の歴史的過程
第4章 学校文化の伝達過程と構成員としてのアイデンティティの獲得
終章 共同体としての学校
著者等紹介
竹石聖子[タケイシショウコ]
1973年生まれ。2005年東京都立大学人文科学研究科教育学専攻博士課程単位取得満期退学。2008年東京都立大学人文科学研究科教育学専攻博士号(教育学)取得。現在、常葉学園短期大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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