若者職人の社会と文化―14‐17世紀ドイツ

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  • サイズ A5判/ページ数 355p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784250207211
  • NDC分類 502.34
  • Cコード C3022

内容説明

職人のパワー・モラル・ライフスタイル。職人帳簿や書簡記録などに残された「声」を丹念にひろい、遍歴、組合、文化・秩序規範を中心に、その姿を描き出す。

目次

序論
第1章 中世職人組合の成立とツンフト市制
第2章 中世職人兄弟団
第3章 中世末シェンク手工業の形成
第4章 帝国との対立
第5章 公権力の勝利か
第6章 職人の伝統
第7章 職人組織
第8章 遍歴
第9章 青い月曜日
第10章 職人の暴力
第11章 職人の名誉・手工業の名誉
結論

著者等紹介

佐久間弘展[サクマヒロノブ]
1958年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、バイロイト大学博士課程修了(Dr.Phil.)。昭和女子大学文学部専任講師・助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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人生ゴルディアス

5
ツンフトという単語は聞き覚えがあるのだけど…というところからだったので、改めて勉強になった。各職業から代表を出して参事会を形成=ツンフト、その下に親方たちがつくる同職組合、さらにその下に若い独身の職人たちが作る職人組合がある、的な感じか。ツンフトはドイツの事例か。青い月曜日については、イギリスやオーストリア等、広い範囲に存在したようだ。遍歴職人はおおむねドイツで多かったようだが、イギリスやフランスでも全くないわけではないようだ。本書内でも、イタリアに向かった職人の例が出てくる。2021/03/23

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